
ソ連のレーザー兵器開発の状況を調べるために、CIAはソ連政治部の上層部に潜入しているスパイ「カーディナル」に調査を指令する。しかし、その彼とCIAを結ぶ極秘連絡網がKGBに発覚し、カーディナルこと、ソ連国防相補佐官フィリトフが逮捕される。
巧みな尋問により真相を知ったKGB議長ゲラシモフは、ソ連共産党書記長の座を奪うため、そのスキャンダルをネタに共産党内部で多数派工作を進める。
CIA情報活動の功労者カーディナルの命を救うため、そして、ソ連を再び暗黒時代に引き戻す恐れのあるゲラシモフをソ連から排除するため、ライアンはモスクワでの軍縮交渉の席を抜け出し、ひとりゲラシモフとの面談に臨む。
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●ソビエト連邦での舞台
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A: タリン B: ドゥシャンベ |
●モスクワでの舞台
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A: クズネツキー・モスト駅 B: プーシキンスカヤ駅 C: 十月広場 D:バリカードナヤ E:クレムリン 赤線:地下鉄の線路 |
●アメリカ潜水艦ダラス推定航路
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A: ファスレーン イギリス海軍潜水艦基地 B: タリン ゲラシモフ妻娘脱出地点 |

アメリカ合衆国
![]() SR-71 ブラックバード |
![]() RF-4C ファントム |
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ソビエト連邦
![]() MiG-21 |
![]() MiG-25 フォックスバット |
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![]() Su-24 フェンサー |
![]() アントノフ 26 |
![]() Mi-24 ハインド |
アフガニスタン(ゲリラ)
![]() スティンガー |

「マルコ・ラミウス大佐は、この艦を指揮してこの乾ドックに着けた」(上巻:18ページ)
「レッド・オクトーバーを追え」で、ラミウスはソ連の最新原子力潜水艦レッド・オクトーバーに乗り、アメリカに亡命しました。
「あそこがおもしろい会社かもしれないという話を小耳にはさんだので、調べてみたら・・・」(上巻:94ページ)
ジャックがまだ海軍兵学校の教師だったときに、ロビー・ジャクソンが彼にホロウェアというソフト開発メーカーの話をしました。その情報を元にジャックはホロウェア社のことを調査し、株を購入しました。(愛国者のゲーム:上巻:267, 275ページ)
「何年か前にジョージタウン大学ではじめてお会いして以来・・・」(下巻:81ページ)
ジャックがCIAに入局する前、ジョージタウン大学で開かれた講演会のレセプションの席で、二人は最初に会いました。(愛国者のゲーム:下巻:175ページ)
「自分が二重スパイとしてこの若い女に動かされるのが、ヘンダーソンにはおもしろくなかった」(下巻:116ページ)
ヘンダーソンはベトナム戦争のころよりソ連のスパイとして情報を流してきました。(容赦なく:下巻:109ページ)
しかし、レッド・オクトーバー亡命事件の際に、FBIに逮捕され、それ以降、ソ連へ偽情報を流す役目を担うことになりました。その逮捕の担当にあたったのが、ルーミスでした。(レッド・オクトーバーを追え:下巻:150ページ)

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