![]() ![]() |
ホワイト・ミュージック(1978年) White Music アンディ・パトリッジ(G, Vo)、テリー・チェンバース(Dr)、バリー・アンドリューズ(Key)、コリン・モールディング(B, Vo)でデビュー。 パンク、レゲエ、ポップ、ファンクといういろいろなスタイルをごちゃまぜにして、勢いで押し切るアルバム。 ぐいぐいと突っ込んでくる疾走感が爽快です。 アンディの鋭いカッティング・ギターとバリーのピロピロっとした軽い感じのオルガンプレイのコントラストが面白いです。 同じようなアレンジの曲が続くので、後半飽きてくるのが残念。 |
![]() ![]() |
ライヴ・イン・リバプール Live in Liverpool 1978年6月3日のイギリス、リバプール公演を収録。ラジオ放送用に収録された音源を使用。 ボーナスで1978年3月25日のロンドン公演の音源も収録。 |
![]() ![]() |
ゴー 2(1978年) Go 2 前作で見られた勢いで突っ走る曲に加え、怪しげな雰囲気が漂う曲が加わり、前作より曲にバラエティを感じます。 アンディのギターとバリーの軽めの不可思議キーボードは前作同様にユニークな感じを醸し出しています。 バリーはけっこう曲を書いたものの、アンディからダメ出しを食らい結局2曲のみしか収録されず。彼はアンディ以外のメンバーに耳打ちして自分がバンドを仕切ることを画策するものの撃沈。アメリカ・ツアー終了後に脱退します。 |
![]() ![]() |
ドラムス・アンド・ワイアーズ(1979年) Drums and Wires オーディションの結果、バリーの後任にギタリスト兼キーボードとしてデイヴ・グレゴリーが加入(バリーの二の舞を避けるために作曲に意欲がないことが選定基準)。 プロデューサーにスティーヴ・リリーホワイト、エンジニアにヒュー・パジャムを迎えて製作されました。リズムセクションにこだわりがある2人だけにドラムとベースを強調したサウンドづくりになっています。 バリーがいなくなったことでサウンドの変化が如実に出ていて、ツインギターでカチッと締まったサウンドになっています。 前作までの流れを組むアヴァンギャルドな曲とのちに主流となるポップ曲が絶妙のバランスで収録されていて、バラエティーに富んでいます。 Blu-ray/DVD audioには5.1chサラウンドやハイレゾステレオ音源を収録。 |
![]() ![]() |
ライヴ・イン・シドニー 1979 Live in Sydney 1979 1979年7月20日のオーストラリア、シドニー公演を収録。ラジオ放送用に収録された音源を使用。 ボーナスで1979年9月17日のロンドン公演の音源も収録。 |
![]() ![]() |
ライヴ・イン・ロンドン 1979 London 1979 1979年9月17日のロンドン公演を収録。BBCラジオ放送用に収録された音源を使用。 |
![]() ![]() |
ブラック・シー(1980年) Black Sea 前作に続いてスティーヴとヒューのコンビがプロデュースとエンジニアを担当。 何の迷いもない、イケイケどんどんのゴキゲンなポップサウンドになっています。 しかし、よく聴くとバッキングの演奏は、アイディア満載で多彩な音が入っていて、じっくりと聴きこんでいくうちに「そこまでやるか、おいおい」と思ってしまいます。 聴いていてとても楽しい気分になって、元気になります。 Blu-rayには5.1chサラウンドやハイレゾステレオ音源を収録。 |
![]() ![]() |
BBCラジオ 1-ライブ・イン・コンサート BBC Radio 1 Live in Concert 1980年12月22日に、BBCラジオ放送のためにロンドンで収録された音源。 バランスがよい、クリアな音で収録されています。丁寧に演奏している感じで(ポストプロダクションで調整したかも?)、ライヴならではの熱気はさほど感じられず、スタジオアルバムとほぼ演奏が変わらない印象があるのがちょい残念。 |
![]() ![]() |
ライヴ・イン・ニュージャージー 1981 Emerald City, New Jersey '81 1981年4月17日のアメリカ、チェリーヒル公演を収録。ラジオ放送用に収録された音源を使用。 音質は良好。ライヴでガンガンと攻めて来ることに爽快感があります。 ボーナスで1980年2月25日のサンフランシスコ公演の音源も18曲収録。 |
![]() ![]() |
イングリッシュ・セツルメント(1982年) English Settlement 「音作りに貢献してたのってヒューだよな。スティーヴっている?」と思ったメンバーが、自分らとヒューでプロデュース。 過去2作に比べて落ち着いた印象がある曲が多いです。最初聴いたときは「勢いはどうしたんだ!?」と物足りなさを感じましたが、じっくりと聴いていくと練りこまれたアレンジに曲の魅力を感じてきました。 シンセやアコギが目立つ曲が増えたことで、サウンドに深みを感じます。 |
![]() ![]() |
ライヴ・イン・ジャーマニー 1892 Live... Germany '82 1982年2月10日のドイツ、ハンブルグ公演を収録。ドイツのテレビとラジオ放送のために収録された音源を使用。 アンディーのボーカルが大きめにミックスされていて、他の音とのバランスがちょい悪いですが、十分鑑賞できる音質です(後半はややこもり気味)。とにかく、楽しい曲の連発で勢いが凄い。 |
![]() ![]() |
ライヴ・イン・ブリュッセル 1982 Live In Brussels 1982 1982年3月7日のベルギー、ブリュッセル公演を収録。地元ラジオ放送のために収録された音源を使用。 |
![]() ![]() |
ライヴ・イン・アムステルダム Live... Amsterdam 1982年3月8日のオランダ、アムステルダム公演を収録。地元のラジオ局での放送のために収録された音源を使用。 音質は良好。過去3作からのおいしい曲をわんさかと収録して、ノリノリな展開が爽快です。 ツアーの最中に、アンディが薬物離脱に伴いステージに立てないほどの精神不安定になってアメリカツアーをキャンセルしたことで多額の負債を抱え込むことになりました(詳しくはこちら。 |
![]() ![]() |
ママー(1983年) Mummer ライヴ活動を取りやめ、今後はスタジオのみでの活動をやっていくことを決意して作成。 ギターサウンドは影を潜め、おとなしめの地味な曲が連続します。 キラキラシンセのポップ、アコギ弾き語り風の曲、ストリグスを取り入れた曲などこれまでにないサウンドで意外性はあります。ライヴで演奏する前提ではなくなったので、入れ込めるだけのアイディアでサウンドを詰め込んだ感じ。 疲れた時にヒーリングとして聴くにはちょうどよいです。 「スタジオでレコーディングするだけのバンドなんてつまらん」と思ったテリーがレコーディング途中で脱退。 |
![]() ![]() |
ザ・ビッグ・エキスプレス(1984年) The Big Express ギターサウンドに回帰。XTCらしい明るさ、ポップさが戻りました。 アレンジはコテコテ。シンセの大胆な器用、女性コーラスあり、ヴィオラやバイオリンあり、ホーンセクションっぽいのもあり。 ラスト曲は実験的なアレンジでサイケ&プログレ風味があります。 Blu-rayには5.1chサラウンド、ドルビーアトモスやハイレゾステレオ音源を収録。 |
![]() ![]() |
25 O'Clock(1985年) デイヴの弟をドラムに迎えて結成した変名バンドThe Dukes of Stratosphearでリリースした6曲入りのミニアルバム。 XTCのサウンドとはまるっきり違う、サイケデリックな曲が収録されています。 デイヴが1979年に加入した時、アンディは自分と同様に彼もサイケサウンドが好きだと知ったものの、レコード会社との関係上アイディアを封印していました。レコーディングにあたり、「1967年と1968年風のサイケサウンドであること」、「最大2テイクで収録」、「可能な限り当時の機材を使って収録」という制約をつけました。 サイケサウンドに慣れていない方は戸惑うことは確実。XTCをすべて聴き終えて「なんでも許せる」という域に達してから聴きましょう。 |
![]() ![]() |
スカイラーキング(1986年) Skylarking 「次も売れんかったら契約切るぞ。お前らが売れんのは、サウンドがイギリス風すぎるからや」とレコード会社に言われたことで、アメリカ人のプロデューサーを探した結果、トッド・ラングレンに頼むことに。レコーディング中にトッドとアンディの意見対立が勃発し、険悪な中でレコーディング。その緊張感がポジティブに作用したのか、トッドの腕前のお陰なのか、名作に仕上がっています。 季節、年月といった人生のサイクルをテーマにしたコンセプトアルバム。 「勢いのあるギターサウンド」は影を潜め、多彩な楽器で入念にアレンジされた極上なポップなサウンドが収録されています。とても聴きやすく、スーっと耳に入ってきます。 極上バラードから切れ目なく、ビートルズ風なストリングを大胆に導入した曲に流れ込むところは絶品。 Blu-ray audioには5.1chサラウンドやハイレゾステレオ音源を収録。その2のBlu-rayにはドルビーアトモス音源も収録。 |
![]() ![]() |
Psonic Psunspot(1987年) The Dukes of Stratosphearのセカンドアルバム。 25ほどにはコテコテなサイケデリックではなく、オープニング曲を始めフツーのXTC感が強まっていて耳に馴染んで聴きやすいです。 |
![]() ![]() |
Psurroundabout Ride The Dukes of Stratosphearの2つのアルバム収録曲をまとめたもの。2019年に発売。 Blu-ray audioには5.1chサラウンドやハイレゾステレオ音源を収録。 |
![]() ![]() |
オレンジズ・アンド・レモンズ(1989年) Oranges & Lemons アメリカ市場でのヒットを狙って、アメリカ人プロデューサー、ポール・フォックスを頼り、ロサンゼルスでレコーディング。 スカイラーキングで作りこみ過ぎて勢いに欠けた反動なのか、ギターバンドとしての勢いを取り戻して、明るさ&パワーに満ちた作品になっています。 ブラック・シーまでとは行かないものの、親しみやすさにひねくれさも加わっています。ゴキゲンなサウンドをたんまりと味わうことができます。 のちにキング・クリムゾンに加入するパット・マステロットがドラムを叩いています。 Blu-ray audioには5.1chサラウンドやハイレゾステレオ音源を収録。 |
![]() ![]() |
アンプラグド・イン・USA Unplugged In The USA '89 狙い通りアメリカでの「オレンジズ・アンド・レモンズ」のセールスが好調なことからアメリカ・ツアーを打診されるも拒否。代替案として多数のFMラジオに出演してアンプラグド・ライヴを実施しました。その中から1989年5月15日のボストンや29日のロサンゼルスのFM局などでの演奏を寄せ集めたもの。 |
![]() ![]() |
ノンサッチ(1992年) Nonsuch メンバーが書き溜めた曲をレコード会社の担当者が気に入らず「もっといい曲を書けるだろ」と言われ続けて製作が遅れ、結局1991年に担当者交代でようやくゴーサインが出てレコーディング開始。 エルトン・ジョンのアルバムのプロデュースで著名なガス・ダッジョンをプロデューサーとして迎えたものの、出来をアンディもレコード会社が気に入らずにガスを解任。ジェネシスの「ウィ・キャント・ダンス」でよい仕事をやっていたニック・デイヴィスがミックスを仕上げました。 ホーンやストリングを導入し、カラフルなアレンジになっています。ゴキゲンなポップ、じっくりバラードが味わえる粒ぞろい曲をたんまりと収録しています。 全体的には落ち着いたサウンドで気楽に聴くことができるものの、刺激性にかける分、「これこそがXTCの特徴」という音にはなっていません。 Blu-ray/DVD audioには5.1chサラウンドやハイレゾステレオ音源を収録。 |
![]() ![]() |
アップル・ヴィーナス・ヴォリューム 1(1999年) Apple Venus Volume 1 レコード会社が自分達の意に沿った活動をなかなか認めてくれないことに業を煮やして離脱し、自分らのレーベルを作ってレコーディング。 2枚組で発売する構想だったが、金がかかり過ぎることで断念。1枚のアルバムを時期を分けてリリースすることにしました。ヴォリューム1には、オーケストラ&アコースティックサウンドをバックにした曲を収録しています。 「オーケストラなんかではXTCの魅力であるヒネクリサウンドが生かせない」と思っていたら、意外とメロディーラインがひねくれていて、オーケストラとのミスマッチな感じが独自性を感じさせる音になっています。 オーケストラが華を添えた曲の美しさという面ではなかなかのレベルに達しています。本来のXTCサウンドではないものの、変化球の一つとして楽しめます。 レコーディングの途中で、デイヴがアンディとバンドの方向性について意見対立の末、脱退。 |
![]() ![]() |
ワスプ・スター(2000年) Wasp Star (Apple Venus Volume 2) 2枚組構想のうち、ギターロック曲をまとめたアルバム。 ギターサウンドメインで、お飾りを排除したシンプルなロック&ポップアルバムになっています。 コリン作の曲は、以前のアルバム収録の際に作られたがボツとなったもので、もうちょい感があります。一方、アンディの曲では「このメロディはよい」と思う箇所がいくつかあります。 |
Copyright shig-sak